【おっぱい百話】おっぱいの地域性

母乳に対する意識や傾向って、
地域によってかなり違う気がします。
 
たぶん、地域によって、母乳率が高い県、低い県があるようです。
例えば、以前本にも書きましたが、全国平均が50%を超えるくらいなのに、
富山県は90%と言われています。
 
たぶん、自然に母乳が出る生活(赤ちゃんと一緒にいるなど)ができていて
自然と、母乳って出るもの、と本人も周りも、
どっしり構えていられるからかなと思います。
 
私が生まれ育った倉敷のある岡山県は、母乳育児発祥の地と言われています。
かつて、ミルク育児が全盛の頃、小児科の先生が、赤ちゃんを助けるために
ミルクを足さないで母乳にしてみよう、という活動を始めた場所だからです。
 
そのためか、岡山は、割と母乳が当たり前な雰囲気があります。
(ちなみに、西高東低と言われていて、これらの認定病院は
西に多く、東にだんだん広がったようです)
 
また、モーハウスがある茨城県も、いちばんミルク全盛だったはずの
おばあちゃん世代が、結構母乳だったという人が多い感があります。
農村地帯で家が広く、三世帯同居近居というのんびりさが影響しているのかも。
 
こうして見てくると、なんとなく、母乳かどうか、続けるかどうか、というのは
周りの理解や雰囲気、環境に左右されるところが大きいとわかりますね。
母乳を希望する人が、自然とその希望が叶うような環境を
ぜひ作って行ってほしい、作りたいものです。

【おっぱい百話】 ~羽織ものとおっぱい~

衿ショールを最近愛用中

2月になり、季節はずれの暖かな日も増えてきましたが、
夜はやはり肌寒いというパターンが多いですね。
 
そんな、気温が読めない中、ここのところ都内に出る日も多く、
活躍しているのが、衿ショールです。
 
 
私は肩こり改善のために、ショルダーバッグでなく
両肩にかけられるリュック型のバッグを使っているのですが、
その上からでもきれいに羽織れるので、気に入っています。
赤ちゃんの代わりにバッグを背負ってる感じですね。
 
モーハウスブラは、からだへのやさしさが気に入って、
授乳が終わっても使い続けてくださる方が多いです。
まさに、授乳がきっかけで、生活スタイルが変わる、というパターン。
 
子育てや授乳は大変と捉えられがちだけど、実はいろんな意味で、
子ども以外の部分でも、生活を豊かにしてくれる好例だと思います。
 
授乳服は普段は不要な穴があいているわけですが、
それでも着心地が良い、と着続けて下さる方もいらっしゃいます。
そういう意味では、衿ショールもまさに、そう。
 
日本の文化である和服にインスパイアされたような
このコートとショールの間のようなアイテムに、
授乳がきっかけで出会っていただけたなら、
10年くらいは着ていただきたいなあと思います。
 
貧乏性なので、一粒で二度も三度もおいしい、というのが嬉しい私。
授乳や子育てをきっかけに、せっかくだからいろんな経験や新しい世界を
知る、という二度・三度のおいしさも大変してほしいです。
 
衿ショール
http://shop.mo-house.net/fs/mohouse/c/gr84

【おっぱい百話】 ~公共の場での授乳の賛否

 公共の場での授乳の賛否。

先週、ニュースとしてあるサイトのトップに掲載されましたが、

その影響がぽつぽつと続いていて、今週もNHKなどいくつか取り上げられました。

そんな中、取材の方が、最初のニュースで紹介された動画を見て

こんなことをおっしゃいました。

「あの動画で、ママは、泣いている赤ちゃんを連れて電車に乗りましたよね。

赤ちゃんが泣いたら、電車に乗らないで、ホームで授乳するんじゃないの?と

妻が言ってたんですよ」

なるほど、確かに、電車という公共の場で赤ちゃんが泣くと困るから、

逃げ場があるホームで泣き止ませよう、と思う方は多いかもしれません。

でも、その話を聞いたスタッフたちは、皆、「え?」という顔。

寒いホームで一本電車を待つよりも、電車で座って授乳、の方が

寒くないし、快適だし、時間も節約できるし。

普通に、電車に乗って授乳するよね?と。

もちろん、誰にも気が付かれないように。

この動画一本で、いろんな意見やいろんな考え方が呼び起こされている様子。

動画を作ったこと、ニュースになったことで、多くの人が子育てと社会について

考えるきっかけになるといいなと思います。

あ、たくさんいただいているメッセージやツイートの中で、

ニュース記事を書いてくださった方が私たちにコピーして送ってくださった

投稿は、これ、でした。

スクリーンショット (139)

ありがとうございます

新聞コラムでの「外出と授乳」問題

先日対談したジャーナリストさんから

「公共の場での授乳の話題が盛り上がってますよね」

と連絡いただいたので、そのお話をしたいと思います。

(長文です)

先週の朝日新聞の「声」欄に、23歳の大学院生(女性)から

「店内での授乳に、戸惑う」という投稿がありました。

 

飲食店でアルバイトしている彼女からの投稿は、

お店に入ってきて授乳するお母さんたちに対し、

「ケープなどで隠しながら授乳する人も多いが、それでも目のやり場に困る」

「私は出産や育児を経験したわけではない」

「怒られるかもしれない。でも、授乳は授乳室でしてほしい」

というものでした。

 

この投稿に対し、さまざまな議論がネットを賑わせているそうです。

多くの母親たちは

「その場で授乳せざるを得ない状況もある。そんな風に言わないでほしい」

と言います。

 

今日はたまたま、日本助産師会の方々とこの話題になったのですが、

その助産師さんも私も共通するのは、「この23歳の女性を責められないと思う」ということでした。

 

なぜなら、子育てや授乳が身近になかった人にとっては、

授乳中の人にどう接すればいいのかわからない、というのは

ある意味当然だからです。

そして、その「子育てや授乳が身近になかった人」というのは、

今の日本で、決して少数ではないでしょう。

 

実は10年ほど前にも、同様の議論にコメントをしたことがあります。

その際も、レストランでの授乳に違和感があったと問題定義をしたのは若い女性。

 

それに対して、一番多かった意見は

「子どもが小さい頃くらい、外出をがまんするべきでは」というものでした。

 

次に多かったのは、赤ちゃんが母乳を飲むのは当然の権利だから、

どこででも堂々と授乳し、周りが気を使うべきという意見でした。

 

どちらも極端ではないか、という感想を抱かれる方も多いのではないでしょうか。

 

これら多数派の意見に対し、少数ながら

「隠してるんだからいいんじゃないの」という意見

(それに対し「いやでもケープは上からのぞくと見えるから危険だよ」という意見もあり)。

 

中には

「授乳そのものは見えなくても、授乳していることがわかるだけで気持ち悪い」という声、

さらには

「授乳するだけでこんな風に大騒ぎになるなんて。将来母乳育児はしたくないと思った」

という、いずれも若い女性の声もありました。

10年近くが経って、たいして状況が変わっていないことに、力不足を感じます。

 

実は私も、授乳服のことをラジオで話した時に、

「子どもがいない人の気持ちも考えてほしい」と言われたことがあります。

こうした公共の場での授乳の問題も、

たとえば、不妊治療をしている人たち、母乳育児を選ばなかった人たちにとってどう感じられるのか。

 

彼女たちが置かれた状況は、

仕事をつづけながら子どもを持つことが難しかった結果であったり、

医療者の不足であったり、さまざまな社会的な要因が、現状のベースにあります。

ですから、投書をした大学院生と同様に、

そうした方たちに過剰に「べき論」を求めることには違和感があります。

 

赤ちゃんは母乳をいつでも飲む権利があり、母親も与える権利があります。

でも、今の社会で、それを叶えようとしたときに出てくる不協和音。

そこには、社会のひずみが根底にあるように思えます。

 

その解決方法として、授乳ケープではなく、授乳室を増やすことではなく、

私が「胸が見えない授乳服」に行きついた理由は、おそらく、そこ、なのです。

 

実はこの記事、私も入手し、スタッフにも先週話したところでした。

今年は、私たちが本当に目指す授乳服をしっかり作って行こう、という話の中で記事を紹介し、「仮にこのお母さんがモーハウスの服を着ていたら、同じように感じたと思う?」

とスタッフに尋ねました。

スタッフたちは「思わない」と答えました。

なぜなら、授乳していることに気が付かないだろうから。

 

モーハウスを始めたきっかけは、19年前に電車で泣き出したわが子に、

車内で授乳した経験です。

胸をはだけるのは恥ずかしいことでしたが、そ

れに輪をかけたのは、授乳に至るまでに子どもを大泣きさせたこと。

これで車内中の注目を集めることになったわけです。

 

その経験から、周囲に気づかれずに授乳するには、

「素早く授乳できる」「胸が見えない」の二つをクリアしなければと考えるようになりました。

「社会と子育てをつなぐ環境」としての授乳服には、不可欠な要素だと考えています。

 

授乳という行為を社会と切り離していた長い期間の溝を埋めていくには、

まずは、気持ちに波風が立たないような解決方法を取る。

お互いに気を使う必要がない。でも、気が付けば、

世の中のお母さんたちが、公共の場で授乳している姿が当たり前になる。

そんなイメージを描きながら、「胸が見えない授乳服」を作り続けたいと思います。

ちょっと嬉しかったこと

自動代替テキストはありません。

ちょっと嬉しかったこと。

お年玉くじをチェックし、当たった年賀状をいただいた産科医の江夏先生にメッセージしようと思っていたら、

先生から先に「光畑さんからの年賀状が当たってました!」とのメッセージ

 

お互いの年賀状が両方当たりなんて、そんなこともあるんですねー。

不思議なご縁。

賀詞交換会

今週の賀詞交換会は、茨城県、つくば市、境町。

画像に含まれている可能性があるもの:5人、、スマイル、立ってる(複数の人)、スーツ

特命教授としてお世話になっている茨城大学学長と、常陸大宮市長。大学とも関わりが大きな市で、モーハウスではふるさと納税の返礼品に取り入れていただいています。

画像に含まれている可能性があるもの:6人、立ってる(複数の人)、スーツ

県のOBで、水戸商工会の石川さんと、潮来市副市長。

画像に含まれている可能性があるもの:4人、立ってる(複数の人)

そろそろ片付けようという頃に残っているのは、結構偉い方々。つくば市の五十嵐新市長と塩田議長。

画像に含まれている可能性があるもの:4人、室内

こちらはつくば市。短時間しかいられなかったのですが、司会の鈴木もえみさん、市議の山本美和さん、区会の委員の小原さん。

 

画像に含まれている可能性があるもの:8人、立ってる(複数の人)

境町では、去年に続き、町長や坂東市長と一緒の樽で鏡開きもさせていただきました。

あとご馳走も、毎回食べる暇がなかったのですが、境町でようやく食べられた!

美味しいものがいっぱいあります。

 

基本、人見知りなので、知り合いやお友達と久々にお会いできる場という感じ。

名刺を増やしたくて行っている感じではないので、十分楽しいのです。

皆さま、今年もよろしくお願いします。

【おっぱい百話】 ~おっぱいと子ども用授乳服~

昨年トライしたクラウドファンディング、「子ども用授乳服」への
ご協力ありがとうございました。
苦戦しつつもおかげさまで達成。
お礼の品の発送も終えることができました。

時を同じくして、クラウドファンディングで、
街に授乳室をもっと作ろう、とのトライをされたお母さんもいらっしゃるそうです。
ショップの試着室などを授乳室に使わせていただく、という試みで
こちらも達成されたとのこと。

授乳は赤ちゃんの権利でもあり、お母さんの権利でもあります。
でも、その授乳が社会に出た時の難しさには、
今も変わらず難しさがあるのだなあと改めて思います。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

 

昨年は、国際会議APECへの二度目の参加、

子連れ出勤への関心の高まりなど、

さまざまな情報発信の機会をいただきました。

 

また、産前産後ケアの一環として、自治体や企業から、

モーブラや授乳服のプレゼントをしていただく取組みも始まりました。

「安心」というキーワードで、子育ての大変さは変えられると感じています。

 

今年、おかげさまで、モーハウスは20周年を迎えます。

母になっても、年を重ねても、

女性はさらに美しく羽ばたくことができる。

そんな社会に向けて、さらに一歩を踏み出せればと思います。

 

本年もよろしくお願いいたします。

この年が、皆さまにとって、良き年となりますように。

筑西講演&明治大学講演

一昨日は、風邪気味の中、講演二本話すうちに、徐々に声がハスキーに。

必死で隙間時間で病院行って、声がいつもと違おうが、とにかく声が出るように対応!

今日の講演は、筑西でのワークライフバランスの講演と、10年以上伺っている明治大学の講義。

二本、なんとか乗り切りました。

青森から先週いただいたりんごのおかげでもあります。

【おっぱい百話】 おっぱいとサンタクロース

先日発売になったベビー雑誌、モーハウスも掲載いただき

掲載ページを確認しようとしてめくっていたら、

ツリーやサンタのデコお祝い膳が紹介されていました。

 

私は子どもが小さい頃もそんな手の込んだことはできず。

プレゼントをそっと枕元に置くのにだけ注力していました。

だいたい子どもと一緒に寝ちゃうので、夜中に起き出してそっと。

 

まあ、そのうち子どもがそれをそっと見ていてバレたわけですが、

娘の話で驚いたのですが、お友達の中には、

高校生くらいまでサンタクロースを信じている子がいるそうです。

 

とはいえ、考えてみたら、深夜赤ちゃんに授乳するママは、 

さしずめ、赤ちゃんのサンタとも言えるかもしれませんね。

今しかない時間をゆっくりお過ごしください…