授乳服を作り出したわけ 第35回

・授乳服にたどり着く人たちって? 

授乳服は、当時は、本当にマイナーなものでした。

以前、伊勢丹が、「女性を応援する」というスタンスで、授乳服のコーナーを
作ったことがあります(もちろんモーハウスの服ではありませんが)。
伊勢丹といえば、スタッフは優秀だし、センスも良いし、で、デパートの中でも
ちょっと別格という雰囲気がありましたので、私は「さすが!伊勢丹!」と
感心したものです。
でも、かなり短期間のうちに、そのコーナーは無くなってしまったと聞きました。
やはり、当時は売れなかったのでしょうね。

それでも、どこからかモーハウスにたどり着いて、資料を請求してくれる方や、
注文をしてくれる方は着実にありました。
その中にはいろんなユニークな方もいらして、個人的に仲良くなる方も出てきまし
た。

でも、そのうち、私の心に疑問がわいて来ました。

決してメジャーではない「授乳服」「モーハウス」という存在にたどり着ける人。
彼女たちって、情報を収集する能力に長けている人だよね。
それだけの力がある人ならば…。
もしかしたら、授乳服がなくても、ちゃんと自分で外に出て行ける人たちなのかも。
本当に授乳服を届けたい人は、もっと他にいるのかもしれない…

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