おっぱいの社会的メリット4〜防災に役立つ

台風、地震、など、自然災害も多い日本。

とくに3.11以降、母乳は防災活動、とおっしゃる医療関係の方が増えています。

 

とても個人的なことである「おっぱい」が、「防災活動」?

ちょっと不思議に思えますよね。

 

災害時、水や燃料、食糧が一時的に手に入らなくなったとき、

唯一、お母さんさえいれば手に入る食糧となり得ます。

 

「母乳だけで育てることは乳児に安全で確実な食べ物と水

を供給し感染から守るという防災活動である」とも言われています。

 

たとえば、赤ちゃんへの1週間の備蓄品は、以下の通りとされています

(オーストラリアのデータ)。

 

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● 粉ミルクを使う場合(1週間分)

・ 粉ミルク900g の缶2つ

・ 飲料水170L(1日24L として計算)

・ 保存容器(蓋付きでつぶれない固さのもの)

・ 蓋付きの大きな鍋(器具を煮沸消毒するためのもの)

・ やかん

・ ガスコンロ、マッチまたはライター、LPG 14kg

(日本ではカセットコンロとカセットボンベ)

・ 計量カップ

(お湯を量るためのもの。消毒できるように耐熱性のものがよい)

・ 金属ナイフ(粉ミルクを量るとき、平らにするのに使う)

・ 金属製のトング(滅菌物を取り出すため)

・ 金属か陶器のカップ(紙コップを使いすてにしてもよい)

・ 大きめのペーパータオル300 枚(手や器具を拭くため)

・ 洗剤

・ 紙おむつ100 枚

・ おしり拭き200 枚

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これだけのものを備蓄するスペースと費用は、たいへんなものですよね。

これらの中で、母乳だと不要になる部分はどれだけあるでしょうか。

 

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●母乳で育てられている場合(1週間分)

・ 紙おむつ100 枚

・ おしり拭き200 枚

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なんと、下の2つだけなんですね。

 

もちろん、被災後のストレスで一時的に母乳が不足することもあるかもしれません。

また、全員が全員、完全母乳で育てられるわけでもないでしょう。

ですから、上記の備蓄品は、なくても良いということではありません。

 

でも、母乳で育てる人が多ければ多いほど、

水や燃料などの備蓄品を、本当に必要な親子、

あるいは、一般の方が使うことができるのです。

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